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彼を
web進化論が売れただけの「一発屋」と判断して遠ざかっていった。彼も、
そういう空気を察してか、連絡を取らなくなりつつあった編集者たちと、
再度彼からコンタクトを取るようなことはしなくなった。
気がついてみると、彼の居場所は日本のネット界にはなくなっていた。
こんなはずではなかった。梅田は、心からはてなの成功を信じ、はてな
のユーザーのためを思い、日本の技術が世界に通用する姿を夢見ていた。
しかし現実は、数あるCGNサービスのなかで、2ちゃんねるの最盛期が
過ぎ、匿名文化の一部のカウンターとしてはてなが支持を集めていただけ
だった。彼が見たはてなの成長曲線は横ばいとなり、ストーリーを終えた。
彼の発言から、シリコンバレーを切り離すと、何も残らないことを最後
に知らしめた死刑執行人は岡田有花だった。彼女は、電気椅子のボタンを
押してあげていることすら気づいていなかった
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